出雲國神仏霊場合同祭事・世界平和祈願祭は今年で7回目を迎え、平成23年4月24日(日)に島根県松江市の平濱八幡宮・武内神社(第一三番)で斎行されました。 また、今年は併せて去る3月11日に起きた未曾有の大災害である、東日本大震災により犠牲になられた方々への慰霊と、被災地の一日も早い復興を祈念することとなりました。
祈願祭前日の4月23日(土)には恒例の祈念行脚一行が須我神社(第一六番)を出発して、熊野大社(第一五番)を経て会場である平濱八幡宮武内神社まで、慰霊を込めて行脚しました。
23日(土)は須賀神社から八雲山を越えて、熊野大社へと訪れた祈念行脚の一行。熊野大社の前ではとなえ言葉を奏上して参拝しました。
熊野大社では合同祭事齋場で行われる東日本大震災慰霊の湯行祭に使われる、宮司自ら採火された「平和の御神火」をいただきました。
熊野大社で採火した「平和の御神火」が祈念行脚の一行により平濱八幡宮武内神社まで運ばれ、世界平和祈願祭の無事斎行と東日本大震災の被害に遭われた方々の慰霊を込めて、湯行神事をおこないました。
24日(日)は神事に先立ち、地元、馬潟櫂伝馬保存会の方々によるホーランエンヤの陸曳きが行われました。
神仏霊場合同祭事世界平和・東日本大震災慰霊復興祈願祭では、浦安の舞奉納が行られるなどし、神仏や宗派を超えて多数の参列者が世界平和と東日本大震災慰霊祈願を祈りました。ご協力をいただきました皆様、誠にありがとうございました。
4月23日(土)
・平濱八幡宮御鎮座900年祭 ・祈念行脚巡拝 ・湯行祭 ・お焚上げ神事
4月24日(日)
・ホーランエンヤ陸踊り奉納