御神徳・御利益

導き、道開き、交通・海上安全

佐太神社は松江市の北、鹿島町佐陀宮内に鎮座する出雲二宮です。出雲国風土記に佐太大神社、あるいは佐太御子社ともあり、大社造りの本殿が三殿並立しています。
このような社殿構えが成立したのは中世の末ごろであったようです。

現在の御社殿は文化年間の造営でありますが、その様式は元亀(げんき)年間に造営されたものを踏襲してきたもののようです。

現在は国・県の指定する文化財も多数有しています。

三殿に十二柱を祀りますが、主神佐太大神(さだのおおかみ)=猿田毘古(さるたひこ)大神は日本海に面した加賀の潜戸(かかのくけど)で御誕生され、導きの神、道開の神、交通・海上安全、長寿の神として信仰れています。

祭りの主なものは、5月3日の猿田三番ノ舞(さださんばんのまい)が獅子舞をおこなう直会(なおらい)祭。

9月24日の御座替(ござかえ)祭、25日の例祭には、国の重要無形文化財に指定されている佐陀神能(さだしんのう)を演舞します。

11月20日から25日まで八百万神が集う神在祭があります。この祭には神々の参集の先触として龍蛇(りゅうじゃ)が現れるということがあります。
これは火難、水難をはじめ一切の災厄を除き、豊作、商売、魚漁を守護する霊物として信仰されています。

縁起

当社は出雲国風土記に佐太大神社、あるいは佐太御子社と記されている古い神社です。

本殿、直会(なおらい)殿、舞殿、神門、および数宇の摂末社(せつまつしゃ)などの建造物を有しています。

祭神は、正殿に佐太大神(さだおおかみ)、伊弉諸尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、速玉男命(はやたまおのみこと)、事解男命(ことさかおのみこと)。

北殿に天照大神(あまてらすおおかみ)、瓊々杵尊(ににぎのみこと)。南殿に素盞鳴尊(すさのおのみこと)、秘説四柱の神が祀られています。

主神の佐太大神は、猿田彦大神(さるたのひこおおかみ)で、出雲国風土記によると加賀(かが)の潜戸(くけど)に御誕生になり、古くから導きの神、道開きの神、福の神、長寿の神、交通・海上守護の神、地鎮の神として信仰されてきました。

清和(せいわ)天皇貞観(じょうがん)年中従四位下に叙され、後鳥羽院の時代には神領七千貫・神主社僧二百二十四人と定められていたといいます。延喜式(えんぎしき)には佐陀大社と記され、出雲二宮と仰がれていました。

御朱印

朱印料 金500円(護縁珠が付与されます)

それぞれの社寺の名前、教えに因む文字が書かれた「朱印(しゅいん)」を、神仏霊場巡拝の証として授与いたします。

また朱印には、同様の文字などが刻印された「護縁珠(ごえんじゅ)」という木製の巡拝記念の珠が一個付与されています。護縁珠は、朱印に付与されるもので、単体で授与することはありません。

護縁珠について

護縁珠について

主な祭事

直会祭(なおらいさい)5/3
直会殿の神事が中心。盃の神事、猿田三番舞、獅子舞など

御座替(ござかえ)神事 9/24
摂末社より南殿、北殿、正殿と御神座を取り替える神事。
古来秘儀、重儀とされてきた採物舞七座神事を行います。

例祭 9/25
元は御座替神事とひとつづきであった祭りで、夜七時より佐陀神能を法楽として演舞する祝賀の祭りです。

神在祭(じんざいさい) 11/20夜~11/25夜
八百万神が集う祭事。神迎え、注連口、神等去出、船出、止神送り、柴刺などの神事があります。

授与品

宿泊施設

玉造グランドホテル長生閣
松江しんじ湖温泉など

食事処

交通アクセス

【バス】
JR松江駅より一畑バス恵曇行き約25分「佐太神社前」下車すぐ

【車】
JR松江駅よりタクシーで約20分

【駐車場情報】
大型バスなら10台駐車可

佐太神社

〒690-0331 島根県松江市鹿島町佐陀宮内73
TEL / FAX:0852-82-0668

【参拝時間】8:30-17:00(上記以外の時間はお参りは出来ますが、職員の対応はありません。)

【ホームページ】http://sadajinjya.jp/

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