巡拝のときの服装や持ち物は?

仏霊場では特に着るものを定めておりませんが、神仏にお参りをするのですからあまりだらしない格好にならないように注意が必要です。お参りの時には帽子やサングラスはお取りください。

なお、石段や境内は雨やコケで滑りやすく、奥に入れば急な坂や山道もありますので、ハイヒールやサンダルではなく、歩きやすいクツ、スニーカーなどをお勧めします。

巡拝の前には手水(ちょうず/てみず)を

お参りの前には手水(てみず/ちょうず)で両手と口を清めます。
ひしゃくは清潔に。次に使う人の気持ちになって大事に扱いましょう。

①左手を清めます。

②持ち替えて右手を清めます。
③口を清めます。※柄杓には口をつけません。
④柄杓に水を流しかけ、戻します。

巡拝のときには

神社では拝礼(二拝二拍手一拝/出雲大社では二拝四拍手一拝)、 神拝詞(しんぱいし)を唱えます。
寺院では合掌礼拝、読経(般若心境・真言など)を唱えます。

お賽銭は投げないで丁寧に入れます。
それぞれの神社や寺の決まりに従い祈ります。

巡拝の後やお心配りについて

記念撮影、授与品などはお参りの後にもとめます。 神仏霊場巡拝の証として、朱印と御縁珠を受けます。

その他、
■おみくじやお札は決められたところへ納める
■一般の方は侵入禁止のところもあるので勝手に入っていかない
■勝手に物を持ち帰らない
■ゴミを捨てない
■飲酒や大声は慎む
■人の迷惑にならない
などにお心配りいただき、皆様が心地よい巡拝を心がけましょう。

人の「ご縁」を大切に、マナーを守って楽しい巡拝の旅を!

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