五穀豊穣 安産 海上安全 大漁満足 商売繁盛
三穂津姫命(みほつひめのみこと)は大國主神の御后(おきさき)神で、高天原から稲穂を持ち降り耕作を導き給うた農業及び子孫繁栄の守り神。
事代主神(ことしろぬしのかみ)は大國主神の第一の御子神(みこがみ)で、「ゑびすさま」すなわち漁業・商業を始め広く生業の守護神として敬仰され、美保神社も全国各地にあるゑびす社3385社の総本社として、ことに水産・海運に携わる人々から広く敬い親しまれてきた。
古来、「ゑびすさまは鳴り物がお好き」との信仰があり、海上安全をはじめ諸処の祈願とともに、夥(おびただ)しい数の楽器が奉納され、その内846点が現在、国の重要有形民俗文化財に指定され、日本最古のアコーディオンや初代萩江露友(おぎえろゆう)が所有していた三味線など、名器、珍品もその中に含まれています。
当社の本殿は「美保造(みほづくり)」と称し、大社造(たいしゃづくり)の本殿を左右二棟並立させ、その間を装束の間でつなぎ、木階を覆う向拝(こうはい)を片流れに二棟通しでつけるという特殊な様式として、また屋根についても桧皮葺(ひはだぶき)の共皮蛇腹(ともがわじゃばら)で国の重要文化財に指定されています。
年間通じてさまざまなお祭りが執り行われるが、中でも12月3日の諸手船(もろたぶね)神事と、4月7日の青柴垣(あおふしがき)神事は、古伝祭としてあまねく知られています。
全国各地にある事代主神を祠る「えびす社」3,385社の総本宮として、北は北海道から南は沖縄まで特に水産・海運・商業に携わる人々から広く信仰されてきました。
えびす様は右手に釣り竿を持ち、左脇に鯛を抱える御姿で親しまれています。
魚釣りを好まれ、「漁業の祖神」として崇敬されてきたのは、事代主神が美保の地(沖ノ御前・地ノ御前と云われ美保神社の飛地境内)において日本の文献上、最初に魚釣りをされたことが所以です。
それぞれの社寺の名前、教えに因む文字が書かれた「朱印(しゅいん)」を、神仏霊場巡拝の証として授与いたします。
また朱印には、同様の文字などが刻印された「護縁珠(ごえんじゅ)」という木製の巡拝記念の珠が一個付与されています。護縁珠は、朱印に付与されるもので、単体で授与することはありません。
歳旦祭(さいたんさい)/元三祈願祭1/1 1/1~3
初ゑびす祭/月次祭 1/7 毎月7日
節分祭 2月節分
例祭・青柴垣(あおふしがき)神事 4/7
漁幸(ぎょこう)祭 4/13
神迎(かみむかへ)神事 5/5
夏まゐり 6/1~30
虫探(おむしぼし)神事 8/7
新嘗祭(にいなめさい)・諸手船(もろたぶね)神事 12/3
【車】
JR松江駅より約45分 米子空港より30分
【駐車場情報】
鳥居前に普通車なら数台
徒歩5分に30台の無料駐車場有り
〒690-1501 島根県松江市美保関町美保関608
TEL:0852-73-0506 / FAX:0852-73-0317
【参拝時間】
ご参拝:自由/授与所 8:30~/ご祈祷 8:30~
※祭礼がある場合や混雑時などはお待ちいただく事がございます。 お時間に余裕のない方はあらかじめご連絡ください。
【ホームページ】http://www.mihojinja.or.jp