病気平癒(医薬を含む)、家内安全、家畜安全、安産、交通安全
伯耆大山は中国地方屈指の霊峰であり、四季を通じて観光の中心地であり、多くの老若男女の集う山でもあります。
その中腹に鎮座する大神山神社奥宮は全国最大級の壮大な権現造りであり、麓に鎮座する大神山神社本社は、平野の中に六千坪の境内と湧水、それに神苑を持ち、いずれもその神徳により多くの方々に崇敬されてきました。
大神山神社奥宮は、もともと山岳信仰の対象であった大山に修験者が登り、海抜九百米超のところに修験の場として簡単な遥拝所を設けるようになったのがそもそもの始まりとされています。
その後平安期になって、冬季の奥宮では祭儀が行われにくいので、ふもとに冬宮を作り、夏期は大山の夏宮、冬期は下の冬宮にて祭儀が行われることとなりました。
自然石を敷きつめた七百mの参道の長さ、国内最大の権現造りの社殿、幣殿の白檀の漆塗りの荘麗さと、大神山神社奥宮には三つの「日本一」があり、西日本最大級の神輿があります。
大山は古より神おわす山として、よって大神岳とも称され、中国地方一の霊峰とも言われ修験道を始め多くの人々の信仰を集めてきました。
神体山としての大山には主神として「大己貴命(おおなむちのみこと・大国主命の別名)」が鎮座し給うとされましたが、仏教の隆盛による神仏習合思想の広まりとともに、大己貴命に地蔵菩薩を祀り「大智明権現」の称号を当てて神仏混淆の神社として奉仕されるようになり、平安鎌倉期には三院百八十坊僧兵三千名とまで数えられるようになりました。
一方この地は冬期積雪が多く、祭事の遂行が困難なため麓に冬宮を設けて冬期にはこの冬宮で奉仕を行うようになりました。
明治時代になると神仏分離令により尾高の冬宮を本社とし、大山の宮から地蔵菩薩を除いて大神山神社奥宮とし、現在のような形となりました。
それぞれの社寺の名前、教えに因む文字が書かれた「朱印(しゅいん)」を、神仏霊場巡拝の証として授与いたします。
また「護縁珠(ごえんじゅ)」という木製の巡拝記念の珠をご用意しています。
歳旦祭(さいたんさい)
「1月1日」 0:00~10:00まで祭事あり
年頭祈祷 本社午前零時より約一時間
氏子にて甘酒授与 かがり火は7日まで
奥宮春季大祭(福迎えの神事)
「5月24日」
午前9時より本祭。その後、各種の祈祷祭。
正后に福迎餅と称する散餅をする。
大山夏山開き祭
「毎年6月第1土曜・日曜日」
大山の夏山シーズンの開幕を告げる山開き祭。
土曜の前夜祭には二千本のたいまつが参道を下る。
日曜日には山頂で頂上祭。
奥宮古式祭
(こしきさい=神水汲取神事・もひとりしんじ)
「7月14日~15日」
古くから伝わるモヒトリの神事にて深夜山頂より神水、
薬草を持ち帰り参拝者に配布する。
大山寺地区に旅館、ホテルなどあり
【研修会や体験もの】
各種研修会は拝殿にて行う(宿泊不可)
【バス】
JR米子駅より「大山寺行き」
本社は途中で「尾高」下車徒歩8分
奥宮は大山寺終点下車徒歩約20分
【車】
米子東インターより本社は5分
奥宮は大山寺地区駐車場まで約20分
【駐車場情報】
大山寺付近の駐車場使用(冬期以外無料)
神社無料駐車場あり
本社はバス、普通車駐車可
本社 〒689-3514 鳥取県米子市尾高1025
TEL:0859-27-2345 / FAX:0859-37-1331
奥宮 〒689-3318 鳥取県西伯郡大山町大山
TEL:0859-52-2507
【参拝時間】9:00 – 17:00
(奥宮は冬季積雪期・悪天候時には危険なため、早く閉める場合があります。
朱印護縁珠等授与品は、米子市尾高の本社でも授与しております。)
【ホームページ】http://www.oogamiyama.or.jp