平成18年4月23日(日)、「第2回出雲國神仏霊場合同祭事・世界平和祈願祭」が安来市の清水寺 (第11番) で開催され、神仏や宗派を超えておよそ500人の参列者が世界の安寧と当地域の発展を祈願しました。ご参拝ならびにご協力いただきました皆様にありがとうございました。
美しい清水寺
天台宗の名刹。春の桜、新緑と秋の紅葉は絶景である。清水寺は用明天皇2年(587)尊隆上人によって開かれた。この山は一滴の水も出なかったが、一週間祈願したところ水が湧出した。その水は、雨期にも濁ることなく、乾期にも枯れることなく、常に清い水を湛えた。故に、清い水の出る寺、「清水寺」と命名された。
この祈願祭には住職や宮司ら各社寺代表と来賓の澄田信義、片山善博両県知事や行政、経済界代表、20社寺をすべて巡った満願之証授与者、各地から神仏霊場巡拝者が多数出席。座長の清水谷善圭・清水寺貫主と副座長の横山宏充・美保神社禰宜(ねぎ)が「心を癒やし、世界平和を願う」などと念仏や祝詞をささげ、縁座の会名誉会長の千家尊祐・出雲大社宮司や両知事らが焼香した。
特に20社寺巡拝を達成した人たちに、清水谷貫主から満願の証も贈られた。また、この日は「千日回峰行者と歩こう」と題した行事もあり、参加者33人が比叡山延暦寺に伝わる千日回峰行を達成した光永覚道師(51)と清水寺から雲樹寺(同市)、武内神社(松江市)までを行脚しました。
4月22日(土)
・精進料理祭 ・精進料理奉納 ・大わらじ奉納法要 ・掛け替え行事 ・放生会
4月23日(日)
・千日回峰行者参拝と行脚 ・第2回神仏合同祭事 ・世界平和祈願祭 ・放生会
4月22日(月)
・放生会 ・結願法要